今週は平日は晴天が続き、最高気温が30℃を超える日が4日も続いたため、仕事帰りに畑に足を運び、水やりをする毎日でした。また、やっとナスやピーマンの収穫が始まりました。
今日は「キュウリのベト病」,「トウモロコシの大敵 アワノメイガ防除」,「小玉すいかの受粉」について紹介します。
〇 「キュウリのベト病」キュウリの葉が黄色くなり、枯れていく病気
キュウリの葉に黄色い斑点が発生していました。(下写真)これはベト病といいます。
これを放っておくと、どんどん病気の葉が広がってしまうので、少しでも症状が出ている葉は、切り取ってしまうほうが良いです。ベト病は玉ねぎにも発生する病気で、隣の畝に植えていた玉ねぎがベト病になっていたので、風に吹かれた胞子がキュウリの葉に移ってしまったのだと思います。
下の写真は病気の葉をすべて切り取った後の様子です。
ベト病の葉をすべて取り除くと、下の方の葉がほとんどなくなってしまいました。これからの収穫のために、もっと葉が成長しないといけないと思い、葉に養分が回るよう、収穫前の小さなキュウリの実も切り取ってみました。
葉が増えて、何とか復活してほしいものです。
さらに泥はねや水切れを防止するため、敷き藁をしておきました。キュウリは多くの水を必要とする野菜なので、水を枯らさないように注意する必要があります。
〇「トウモロコシの大敵 アワノメイガ」
先週、トウモロコシの雄穂から蛾のようなものが飛び立っていくのが見えました。とうとう、トウモロコシの大敵アワノメイガが発生してきたのです。
毎年、トウモロコシの収穫の時、必ずと言っていいほど、白くて20mmほどもある幼虫が出てきます。
トウモロコシの実をむしゃむしゃ食い散らかしている姿には、いつも ギョ!させられます。
今年は農薬を使ってみました。アワノメイガは雄穂に引き寄せられるので、この周りにトレボン粉剤DLを散布しました。(6月11日散布、下写真)
6月12日、休日になり、トウモロコシの様子を伺ってみると、既に幼虫が卵からかえって、動き出していました。しかし、トレボン粉剤が効いたのか、この幼虫は既に死んでいました。(下写真)これ以外にも3匹の死骸と、少し弱った幼虫を1匹を発見しました。トレボン粉剤の効果はすごいですねー
調べてみるとトレボン粉剤有効成分のエトフェンプロックスは浸透移行性がないので、トウモロコシの実に移行することがなく、安心してトウモロコシをいただけそうです。
〇「小玉すいかの受粉」
小玉スイカに花が咲き始めました。
人工受粉は朝9時ころまでに済ませるようにと、一般的に言われています。
6月13日(日)、雌花が5つほど咲いていましたので、受粉しておきました。
下の写真が雄花。
下の写真が雌花。(花の下に小さなスイカがついています。)
受粉は雄花の花びらを取り除き、ぱたぱたと花粉を雌しべに付着させた後、雌しべの上に雄しべを乗せてやります。受粉日を書いておくと収穫の目安のなります。小玉スイカは受粉後、約35日後が収穫の目安です。(7月18日頃、収穫か~ 楽しみですね。)
今日は以上です。
野菜の管理はかなり大変ですが、頑張っていきますので、これからもよろしくお願いしまーす。
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